GM管LND712 使用上の注意

使用上の注意
GM管は非常に壊れやすいセンサーですので取り扱いには十分にご注意ください。
ウィンド部分は材質がマイカ(雲母)で出来ており非常に弱いですから、破損させないように気を付けて下さい。


ガイガー管は動作電圧が500Vと高電圧です。感電事故のない様にご注意ください。
動作電圧は450〜650Vです。必ずこの電圧範囲でお使いください。
低電圧だと感度が低下します。高電圧だと内部ガスが変質して感度が低下します。

○高圧電源回路と電圧測定
高電圧を発生させるためにDC-DCコンバータ回路を使うケースが多いと思います。
そこで設計製作上での注意点をいくつか記しておきます。


注意点
1.スイッチングノイズがGM管に影響しないように、部品配置と配線(パターン)を設計する。
GM管周辺はノイズを拾いやすい回路構成になっているので、電源部の距離を離したり、グランドパターンを考慮して配線するなどの対策を行ってください。


2.DC-DCコンバータの電流容量が少ない場合は、高インピーダンス(100MΩ以上)の電圧計やプローブを使って電圧測定を行う。
動作電圧の測定に内部抵抗の低いテスターを使うと、低い電圧が表示されてしまいます。


写真1(プローブなし)は市販されているテスターで電圧を測ったところ、198Vと表示されています。
低電圧

写真2(プローブあり)は高インピーダンスプローブ回路を通して計った電圧です。値は1/501になっていて、およそ500Vを示しています。
正常電圧

市販のテスターで表示された電圧で500Vと設定した場合、テスターを外すと、より高い電圧になってしまい、定格である650Vを超える可能性があります。


弊社で試作した回路では,微小電流のDC-DCコンバータ回路にプローブ回路を組み込んだままにしてあります。プローブ回路を外すと電圧が上昇する可能性があるからです。

定格外で動作したガイガー管は保証できかねますので、くれぐれも動作電圧に注意して設計製作をお願い致します。